国語の作文で書いたやつ。さらし。
入試の作文で書いたやつ
「空」
空は季節をあらわすのに最も良いテーマだと思う。短歌や俳句などにも空の様子を表す季語は良く使われる。「いわし雲」や「野分」、「秋晴れ」などが良い例だろう。小説などでも空は、場面の雰囲気や、登場人物の心情を読み手に伝えるために用いられる。
われわれ人類にとって「空」は自然の中で最も生活に密接し、深く影響を与えてきたものだ。空を知り、天文学的にも文学的にも理解を深める、そうすれば私たちは自然に対してよき存在となれるだろう。
「ブレスレット」
小学生の頃、友達と母の日のプレゼントを買いに行った。母はあまり着飾らない人だったので、何か装飾品を贈ろうと思った。長い間迷った末、二つのブレスレットを選んだ。「母の好みに合うだろうか。」とても不安になる。会計をするとき、店員さんがラッピングをしてくれた。赤色のカーネーションに、桃色の箱、色鮮やかでとても素敵だった。「これなら母も喜んでくれる。」家に帰って早速渡すと、最初は驚いた様子だったが、すぐに微笑み、喜んでくれた。
きれいなラッピングで渡すだけで行事1つでもグンと華やかになる。だが特に大事なのは、相手を思う気持ちなのだと思った。
「切り絵」
私は美術部に所属している。美術部の活動は幅が広い。水彩を使ったり粘土をこねたりと好きなことが出来る。各自挑戦したいものを探すのだが、私は本の影響で切り絵をすることになった。
切り絵はシンプルなようで難しい。きることを前提として柄を描くので頭を余分に使う。切るのにも意外と技術が要る。最初の頃は顧問の先生にコツを教えてもらい第一作品目を完成させることが出来た。
しかしながら私はまだ甘ちゃんである。今度はもっと複雑な図柄で、さらに作品足しての完成度も高めて製作したい。一人の美術部員として、芸術を追い求めるものとして、今後も腕を磨いていこうと思う。
「扉」
「扉」という言葉は私たちに深く影響を与えていると思う。部屋をつなぐ「扉」もそうだが、物事を形容するときにも広く使われている。新しい段階へ進んだり、新たな考え方・思想が芽生えたときなどに「新たな扉が開いた。」と言われる場合がある。これが良い例だろう。
ひとつの変化を「扉」と言う言葉を用いて形容することにより、さらにそれを劇的に魅せることができる。このような小さな言葉の選択によってさまざまな色を見せる日本語は、とても美しい言語だと思う。
「交換ノート」
小学六年生の頃、友達と交換ノートをしていた。はじめは誘われても乗り気ではなかった。だが、そのノートは私と友達の友情を深めた。何回目かのやり取りの後、友達が今まで抱えていた悩みを打ち明けてくれた。口頭ではなかなか言えずにいたらしい。私は精一杯考えて返事を書いた。するとその子は「ありがとう」と返事をくれた。ノートの上でも自分に相談してくれたことが嬉しかった。私はこうして絆を深めてくれるノートがとても好きになった。
先生に「ほんまのこと書かんでええんやで」と言われたので最後は嘘です。切り絵も本当は完成してませんかなしい。はやいとこ完成したいな。